物権法改正を読む
令和3年民法・不動産登記法改正等のポイント
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▼2021年4月に成立した、物権法改正・不動産登記法改正、新法・相続取得土地の国庫帰属法のポイントを解説! ▼重要な改正内容をコンパクトに解説した必読の改正民法解説。 ▼法制審議会(民法・不動産登記法部会)幹事、松尾弘教授による、好評「改正法を読む」シリーズの最新作。
物権法における、@相隣関係に関する規定の見直し、A共有物の使用・管理・変更・分割に関する規定の改正、B所有者不明土地・建物の管理、C管理不全土地・建物管理制度、D相続財産の管理および清算に関する規律
不動産登記法等における、@不動産所有権の相続登記を促進するための法改正、A登記名義人の探索・特定を容易にするための法改革 B登記義務者の所在不明の場合における権利に関する登記の抹消等、C不動産登記情報の公開基準の合理化
相続土地国庫帰属法の立法など
これらの改正法・新法のポイントを押さえながら幅広くフォローする。
『会社法務A2Z』 2022年1月号(p.63)「新刊書籍」で、本書が紹介されました。
はしがき 凡例・新旧対照条文/立法関係資料等略記・参考文献/図表一覧/付表
T はじめに ―令和3年民法・不動産登記法改正等の経緯と特色 1 令和3年民法・不動産登記法改正等の経緯 (1) 「所有者不明土地」問題への対応立法の展開 (2) 登記制度・土地所有権の在り方等に関する研究会における検討 (3) 法制審議会民法・不動産登記法部会から法案提出へ (4) 国会審議から成立・公布・施行へ 2 令和3年民法・不動産登記法改正等の特色
U 民法等の改正 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
松尾 弘(まつお ひろし) 慶應義塾大学大学院法務研究科教授。 1962年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。横浜市立大学商学部助教授,横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授を経て,現職。この間,シドニー大学客員教授,オックスフォード大学客員研究員,社会資本整備審議会(公共用地分科会)委員,国土審議会(土地政策分科会)特別委員,法制審議会(民法・不動産登記法部会)幹事,財政制度等審議会(国有財産分科会)臨時委員などを務める。 主要著作として,ヘルムート・コーイング『法解釈学入門』(訳,慶應義塾大学出版会,2016),ジョセフ・ラズ『法体系の概念―法体系論序説(第2版)』(訳,慶應義塾大学出版会,2011),『民法の体系―市民法の基礎(第6版)』(慶應義塾大学出版会,2016),『民法改正を読む―改正論から学ぶ民法』(慶應義塾大学出版会,2012),『債権法改正を読む―改正論から学ぶ新民法』(慶應義塾大学出版会,2017),『家族法改正を読む―親族・相続法改正のポイントとトレンド』(慶應義塾大学出版会,2019),『開発法学の基礎理論―良い統治のための法律学』(勁草書房,2012),『発展するアジアの政治・経済・法―法は政治・経済のために何ができるか』(日本評論社,2016),『財産権保障と損失補償の法理』(大成出版社,2011),『基本事例から考える損失補償法』(大成出版社,2015),Property and Trust Law: Japan, International Encyclopedia of Laws, Kluwer International, 2021 ほか。
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