▼本邦初の本格的な「教育の経済学」の基本書。 ▼最新研究から、日本や欧米各国の子育て・教育の違いとその理由が明らかに! ▼専門知識がなくても読めるようわかりやすく解説。
この数十年、先進国の子育てが全体的に“過保護” へと変わっていったのはなぜか? 社会のグローバル化や経済格差が原因なのか? 日本でも『「学力」の経済学』等で大注目の「教育の経済学」。そのトップクラスの経済学者が豊富な最新データと精緻な実証分析で真理に迫る。 また、最先端の研究を反映しつつも専門知識がなくても読めるよう、わかりやすく解説。
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![書評](/img/detailh4-review.gif)
『Forbes JAPAN』8月号(44,45頁)に著者のファブリツィオ・ジリボッティ氏のインタビューが掲載されました。
『週刊ダイヤモンド』 2021.12.25ー2022.1.1 新年合併号(p.221)「ベスト経済書」ランキングベスト11〜30で、19位に選ばれました。
週刊エコノミスト 2021年3月2日号(p.56)「Book Review」 に書評が掲載されました。評者は井堀利宏氏(政策研究大学院大学特別教授)です。 本文はこちら
![目次](/img/detailh4-contents.gif)
イントロダクション 第1章 育児スタイルと経済学 第2章 ヘリコプター・ペアレントの出現 第3章 世界各国の育児スタイル 第4章 不平等、育児スタイル、子育ての罠 第5章 鞭からニンジンへ――専制型の子育ての終焉 第6章 男子VS女子――ジェンダーの役割の変遷 第7章 出生率と児童労働――大家族から小家族へ 第8章 子育てと階級――英国における貴族階級VS中産階級 第9章 学校制度の組織 第10章 子育ての未来 解説(大垣昌夫)
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 マティアス・ドゥプケ(Matthias Doepke) ノースウェスタン大学経済学部教授。西ドイツ、ハノーファー出身。2000年にシカゴ大学でPh.D.(経済学)。専門は経済成長論、開発経済学、政治経済学、家族の経済学、人口の経済学。
ファブリツィオ・ジリボッティ(Fabrizio Zilibotti) イェール大学国際経済学・開発経済学Tuntex教授。イタリア、エミリア・ロマーニャ出身。1994年にLSEでPh.D.(経済学)。専門は開発経済学、マクロ経済学、政治経済学、中国の経済発展。
【訳者】 鹿田 昌美(しかた・まさみ) 翻訳家。国際基督教大学卒。絵本、小説、ビジネス、子育て本など数十冊の翻訳書あり。ドラッカーマン『フランスの子どもは夜泣きをしない』(集英社、2014)、カチロー『いまの科学で「絶対いい!」と言える子育てベスト55』(ダイヤモンド社、2016)、アレキサンダー&サンダール『デンマークの親は子どもを褒めない』(集英社、2017)など。
【解説者】 大垣 昌夫(おおがき・まさお) 慶應義塾大学経済学部教授。シカゴ大学Ph.D.(経済学)。オハイオ州立大学教授などを経て現職。著書に『行動経済学』(共著、有斐閣)など。
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