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時代の「見えない危機」を読む

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四六判/仮上製/564頁
初版年月日:2020/05/15
ISBN:978-4-7664-2677-9
(4-7664-2677-0)
Cコード:C0033
定価 2,970円(本体 2,700円)
時代の「見えない危機」を読む
――迷走する市場の着地点はどこか
書評 目次 著者略歴

歴史に潜む“落とし穴”を見抜く

市場は「経済の現実を映す鏡」だ。その実態を正しく摑むには、大局観に基づく中・長期的視点からトレンドを把握する必要がある。繰り返される歴史の波から帰納的に変動パターンを読み取り、平時と乱世、リスク局面などを的確に察知する力をつけるヒントも満載した、スケールの大きな現代経済・金融論!
▼大局観を持ってトレンドを摑め!

鳥瞰と虫瞰の視点から歴史と市場を捉える

長期の投資哲学、世界の覇権国・米国の経済・金融史、日本経済の動向を三本柱に据え、市場動向を洞察する力へと読者を導く。
単なる金融市場の時事解説とは一線を画す、スケールの大きな知的エンターテインメント読み物。五百数十ページが苦もなく楽しく一気に読み進める、読み応え十分の一冊!

▼激動の30年を乗り越えた辣腕ストラテジストが培った投資哲学とは?

バブル崩壊から1997年金融機関破綻、サブプライム危機、リーマン・ショックと大変動が続いた平成時代の30年。この荒波を乗り切って良好な運用パフォーマンスを維持したスゴ腕の投資実務家が「市場の見極め方」を伝授する。
歴史学はストーリー付きの統計学であり、この歴史的事実=統計的データを正確に読み込むことこそ、時代認識と市場を見極める力をつける最良の方法であると説く。

書評

住友生命 BESTBOOK 2020年10月号(第35巻 通巻418号)(p.51〜p.53)「今月の12冊」で、本書が紹介されました。
「りそなーれ」(りそな総合研究所 発行) 2020年8月号(第18巻 第8号 通巻401号)で、本書が紹介されました。
「経済レポートドットコム」 2020年7月16日「pickup book」で、本書が紹介されました。

目次

序 章 歴史に潜む「危機」を見抜く
第1章 危機はなぜ見えにくいのか
第2章 戦後世界経済の牽引役・米国
第3章 何が金融市場を動かしているのか――変貌する金融資本主義
第4章 平成の「敗戦処理」
第5章 グローバル経済の中での日本の立ち位置
第6章 ポスト爛熟資本主義を読む
おわりに
参考文献

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

黒瀬 浩一(くろせ・こういち)
りそなアセットマネジメント(りそな銀行より出向)運用戦略部チーフ・ストラテジスト、チーフ・エコノミスト
1964 年生まれ。87年、慶應義塾大学商学部卒業、同年、大和銀行(現・りそな銀行)入行。国内支店勤務、香港の証券投資現地法人での勤務、出向した公益財団法人国際金融情報センターで米国経済担当シニアエコノミストを経て、99年より一貫して信託財産運用業務に従事。2004年よりチーフ・ストラテジスト、チーフ・エコノミスト。
BSテレ東「日経プラス10」、BSTBS「サンデーニュースBiz スクエア」、BS12「マーケット・アナライズ plus+」などでマーケット動向解説での出演多数。週刊エコノミストなど経済誌への寄稿多数。ブルームバーグ、ロイターなど情報媒体でのマーケットコメント掲載、りそな銀行での講演多数。
りそな銀行での黒瀬浩一執筆レポート公開サイト
https://www.resonabank.co.jp/nenkin/info/economist/index.html
共著
大場智満、増永嶺監修、国際金融情報センター編著『変動する世界の金融・資本市場〈上巻〉日・米・欧編』金融財政事情研究会、1999年

定価2,970円 (本体:2,700円)
在庫あり

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