『軍事史学』　229号（2022年6月1日）（p.188）「文献紹介」で、本書が紹介されました。紹介者は太田久元氏（立教大学立教学院史資料センター助教）です。
『歴史学研究』　第1020号（2022年3月）（p.53〜p.55）に書評が掲載されました。評者は一ノ瀬俊也氏（埼玉大学教養学部教授）です。
『戦略研究』　28号（p.182〜p.189）に書評が掲載されました。評者は藤村和巳氏（京都大学大学院法学研究科科目等履修生）です。

序章　総力戦の時代の政軍関係の再検討

１　昭和戦前期の在郷軍人の政治進出とその抑制をめぐる相剋――昭和初期から大政翼賛会成立前後まで
　
２　太平洋戦争前後期の在郷軍人と政治――大政翼賛会成立前後から敗戦まで
　
３　昭和戦前期の陸軍における政戦両略一致論――高嶋辰彦を中心に

４　海軍中堅層と知識人の政戦両略論と総力戦論
　
５　海軍嘱託の知識人と政軍関係の模索――矢部貞治を中心に
　
６　近代日本における政戦両略一致論が抱える難題

終章　 総力戦の昭和を再考す ……

玉木 寛輝（たまき ひろき）
慶應義塾大学法学部非常勤講師。1987年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学・博士（法学）。専門分野：近現代日本政治史。