新しい消費者教育 第2版
これからの消費生活を考える
|
▼初学者に最適な入門テキスト! 消費者問題・運動の歴史や、消費者法・消費者行政の基本的な役割と仕組みをテーマごとに分かりやすく解説。 また、消費者教育の体系を示しながら具体的な授業アイディアも盛り込み、授業でも独学でも使える便利なテキスト。
▼本書の特徴 ●消費者教育について最重要な基礎知識を厳選、やさしくコンパクトに解説! ●消費生活のなかの重要&最新トピックを「Column」と「CHECK!」で紹介! ●発展的な学習のための実践課題を「Active Learning!」に提示!
▼2012年の消費者教育推進法成立、2015年の国連「持続可能な開発目標(SDGs)」採択、そして2018年民法改正による成年年齢の引き下げなどを受け、消費者教育は新しい時代を迎えています。消費生活に関わる知識を習得し、これを適切な行動に結びつける実践的な能力の育成や、主体的に消費者市民社会の形成に参画し、その発展に寄与できる資質を育むことが重要になっています。新しい消費者教育の理解のために、授業やグループ学習で、また職員や市民の勉強会などで、本書をぜひ役立ててください。
序 新しい消費者教育の推進に向けて Column 1 SDGs:世界の未来を変えるための17の目標
第T部 消費者教育の意義 1章 消費者教育とは ―― 理念と目的 1. 消費者教育の理念 / 2. 消費者教育の目的 2章 消費者教育の歴史と体系 1. 消費者教育の生成 / 2. 消費者教育の歴史 / 3. 消費者教育の体系
Column 2 エシカルなファッションが世界を変える ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【監修者】 日本消費者教育学会関東支部
(※[ ]内は、執筆章) 【編著者】 神山 久美(かみやま くみ)[第12章、第14章] 山梨大学大学院総合研究部教育学域准教授、博士(教育学、東京学芸大学連合大学院)。 文部科学省消費者教育アドバイザー、山梨県消費生活審議会会長、甲府市消費者安全確保地域協議会会長、金融広報中央委員会「金融教育に関する小論文・実践報告コンクール」審査員などを務める。
中村 年春(なかむら としはる)[第4章、第5章] 大東文化大学副学長、経済学部教授 青森大学社会学部教授、青森大学地域問題研究所所長などを経て現職。 民事調停委員・家事調停委員、青森県消費生活審議会会長、財団法人日本消費者協会会長、日本消費者教育学会常任理事・東北支部長などを務める。
細川 幸一(ほそかわ こういち)[第3章、コラム6] 日本女子大学家政学部教授、法学博士 国民生活センター調査室長補佐、米国ワイオミング州立大学ロースクール客員研究員などを経て現職。 埼玉県消費生活審議会会長代行、東京都消費生活対策審議会委員、内閣府消費者委員会委員などを務める。
【執筆者】(※執筆順) 西村 隆男(にしむら たかお)[第1章・第2章・第9章] 横浜国立大学名誉教授
松葉口 玲子(まつばぐち れいこ)[第2章] 横浜国立大学教育学部教授
吉田 聡(よしだ さとし)[第4章] 「生活経済&経営品質」研究所所長
柿野 成美(かきの しげみ)[第5章] 公益財団法人消費者教育支援センター専務理事、首席主任研究
渡邊 裕久(わたなべ ひろひさ)[第6章] 独立行政法人国民生活センター情報管理部
阿部 信太郎(あべ しんたろう)[第7章] 城西国際大学経営情報学部教授
天野 晴子(あまの はるこ)[第8章] 日本女子大学家政学部教授
坂本 綾子(さかもと あやこ)[第8章] フォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)事務局次長
橋長 真紀子(はしなが まきこ)[第9章] 札幌学院大学経営学部教授
小野 由美子(おの ゆみこ)[第10章] 東京家政学院大学現代生活学部准教授
中原 秀樹(なかはら ひでき)[第11章、コラム1、2、3、4、5] 公益財団法人地球環境戦略研究機関シニアフェロー
野中 美津枝(のなか みつえ)[第13章] 茨城大学教育学部教授
中谷 ゆう子(なかたに ゆうこ)[第13章] 明星学園高等学校教諭
天野 恵美子(あまの えみこ)[第14章] 関東学院大学経営学部准教授
高橋 義明(たかはし よしあき)[第15章] 公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所主任研究員
ヴィクトリア・W・トーレセン(Victoria W. Thoresen)[第15章] ヘードマルク大学(ノルウェー)准教授
|