パーソナルファイナンス教育の理論と実証
大学生の消費者市民力の育成
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2018年度生活経済学会推薦図書賞を受賞しました。
▼個人の経済的自立と自然社会と共生する豊かな消費行動のために
適切な金融行動を通じて社会的価値行動の醸成を目指す 国際比較に基づくパーソナルファイナンス教育の理論と実証
はじめに
序 章 パーソナルファイナンス教育の可能性 第1節 背景 1 大学教育の転換 2 職業教育と生き方教育 3 教養教育としての消費者教育 4 21世紀に求められる能力 5 パーソナルファイナンス教育と消費者市民 第2節 目的と意義 1 持続可能な社会の構築に向けて 2 本書の意義 第3節 本書の構成 第4節 用語の定義
第T部 理論編 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
[著者] 橋長真紀子(はしなが・まきこ) 札幌学院大学経営学部准教授 2016年東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。金融機関、消費者教育支援センター、長岡大学を経て現職。新潟県消費生活審議会委員ほか。専門は消費者行動、消費者教育、金融教育。 主な業績:「消費者信用」神山久美・中村年春・細川幸一編著『新しい消費者教育―これからの消費生活を考える』(慶應義塾大学出版会、2016年)、「米国大学のパーソナルファイナンス教育からの示唆」『個人金融』(2016夏号)、”The Effectiveness of Personal Financial Education for College Students: Analysis of a University in the United States“ 『消費者教育』(第33冊、2013年)、「金融教育――社会的価値行動の育成」西村隆男編著『消費者教育学の地平』(慶應義塾大学出版会、2017年)などがある。
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