結核との闘病に打ち勝ち、三菱地所社長として丸ビル建て替えなど「丸の内再構築」の足がかりを築いた経営者の「私の履歴書」を書籍化。他に曾孫として福澤諭吉を語った講演等を収録。
![書評](/img/detailh4-review.gif)
読売新聞 2017年11月19日読書面(12面)にが掲載されました。評者は橋本五郎氏(読売新聞特別編集委員)です。
産経新聞 2017年11月5日読書面(23面)に「三菱地所元社長が「履歴書」書籍化」とご紹介いただきました。
![目次](/img/detailh4-contents.gif)
まえがき
第一部 1 闘病十三年「是々非々」培う――街づくりに曾祖父・諭吉の志 2 祖父の遺産 豊かな生活――生粋の「慶應ボーイ」優しい父 3 口癖は「なにくそ」の気概――「戦争ごっこ」兄らと駆け回る 4 手品・洋食、恒例の親戚会――時事新報の最期 緊張の一日 5 「大先生」曾祖父の姿追う――入試の難関、くじけずに合格 6 精鋭のB組、年上に勝利――母肝煎りのピアノは続かず 7 夏休み定番 売却に落胆――出征繰り返す担任 戦争の影 8 結核 通学できず挫折感 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
福澤 武(ふくざわ たけし) 三菱地所株式会社名誉顧問。交詢社副理事長。慶應義塾評議員(元評議員会議長)。1932(昭和7)年生まれ。1961(昭和36)年慶應義塾大学法学部卒業後。同年三菱地所入社。営業部長、常務取締役、専務取締役等を経て、1994(平成6)年同社取締役社長。2001(平成13)年取締役会長。2007(平成19)年相談役。2015(平成27)年より現職。福澤諭吉の曾孫。
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