▼「よき研究者」=「できる研究者」であるために。 ▼「つい」「うっかり」「知らずに」「間違って」「勘違いで」ではすまされない! ▼研究者を目指す方、学生を指導する教員の方、研究倫理教育プログラムを検討中の方、研究支援業務担当の方、必携!
研究倫理の遵守が求められるのは、本来、研究と研究に関わる活動を円滑に進めるためであって、不正行為を防止することだけを目的として研究者の手足を縛るためではありません。
研究倫理についてよく知り、よく実践できる研究者は、自分の研究に誠実な、できる研究者と言えるでしょう。
本書は、学生や研究者の皆さんが研究の過程で遭遇する、研究倫理を問われる多様な場面を想定し、何が問題になるかを知り、それについてどう考えるか自問し、実践につなげていくための、ディスカッションにも使える、人文・社会科学系向けとしては初のガイドブックです。
また「健全な」研究倫理教育・啓発制度を考えるためのヒントと提案も満載です。
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応用倫理 応用倫理――理論と実践の架橋 vol.9(北大応用倫理研究教育センター)に書評が掲載されました。評者は吉永明弘氏(江戸川大学)です。 書評はこちら,

まえがき
序章 今、なぜ研究倫理なのか 1 はじめに 2 研究とそれを取り巻く現代的状況 3 「研究」、「倫理」、「研究倫理」 4 研究不正 5 研究不正とグレーゾーン問題 6 研究倫理の射程 7 研究倫理をめぐる2つの誤解@ ―― 研究倫理は単なるコンプライアンス 8 研究倫理をめぐる2つの誤解A ―― 研究倫理は難しい学術研究 9 専門職倫理としての研究(者)倫理 10 専門職の倫理綱領と3つの倫理モデル 11 研究者の ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編著者】(※[ ]内は担当章) 眞嶋俊造(まじま しゅんぞう) [序章、研究方法別Column@] 北海道大学大学院文学研究科准教授 奥田太郎(おくだ たろう) [第6章] 南山大学人文学部 / 社会倫理研究所准教授 河野哲也(こうの てつや) [第5章] 立教大学文学部教授
【執筆者】(※目次順。[ ]内は担当章。) 神崎宣次(かんざき のぶつぐ) [第1章] 滋賀大学教育学部准教授 中澤栄輔(なかざわ えいすけ) [研究方法別ColumnA] 東京大学医学部総合科学科助教 中原聖乃(なかはら さとえ) [研究方法別ColumnB] 中京大学特任研究員 藤木篤(ふじき あつし) [研究方法別ColumnC] 久留米工業高等専門学校助教 土屋敦(つちや あつし) [研究方法別ColumnD、第3章] 徳島大学総合科学部准教授 福野光輝(ふくの みつてる) [研究方法別ColumnE] 山形大学人文学部准教授 金光秀和(かねみつ ひでかず) [第2章] 金沢工業大学基礎教育部准教授 新田孝彦(にった たかひこ) [第4章] 北海道大学理事・副学長・大学院文学研究科特任教授 村上祐子(むらかみ ゆうこ) [分野別Column1] 東北大学大学院文学研究科准教授 星野昌裕(ほしの まさひろ) [分野別Column2] 南山大学総合政策学部教授 瀧澤弘和(たきざわ ひろかず) [分野別Column3] 中央大学経済学部教授 塚本晴二朗(つかもと せいじろう) [分野別Column4] 日本大学法学部教授 丸山雅夫(まるやま まさお) [分野別Column5] 南山大学大学院法務研究科教授
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