▼市場の不思議を科学する!
現実経済と経済学の発展の歴史から、市場の仕組みと働き、そして喫緊の政策課題まで、経済学を学ぶ人に必須の基礎知識を厳選し、やさしく解説した初学者のためのミクロ経済学「超入門」テキスト!
経済史・経済学説史の紹介から、需要と供給の均衡、市場の失敗など、ミクロ経済学の基本をバランスよく取り上げ、豊富なグラフと身近な場面による数値例で、平易・簡明に解説。
▼ミクロ経済学は社会科学の王様である。
ミクロ経済学の理解なくして、マーケティングであろうと、会計学であろうと、本質に迫ることはできない。 本書は、身の周りに起こっているさまざまな問題を事例として理論のなかに織り込みながら、ミクロ経済理論をよりわかりやすく、いわば理論と現実が並行して流れるように解説している。

はじめに
序 章 経済学とは 1 経済活動 2 経済学の目指すもの 3 経済の歴史
第1部 市場と価格
第1章 市 場 1 経済主体 2 司令塔なき経済 3 便益と費用 4 分 業 5 ショートサイドの原則
第2章 商 品 1 効 用 2 希少性 3 財・サービス 4 財の価値
第3章 消費者 1 消費者の選択 2 効用の極大 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
石橋 春男(いしばし はるお) 松蔭大学経営文化学部教授 1967年早稲田大学第一政治経済学部卒業、72年同大学大学院商学研究科博士課程修了。大東文化大学経済学部教授、同大学環境創造学部教授、日本大学商学部教授等を経て現職。 主要業績に、『マクロ経済の分析』(共著、慶應義塾大学出版会、2010年)、『環境と消費者』(「入門 消費経済学」第3巻、編著、慶應義塾大学出版会、2010年)、『消費経済理論』(「消費経済学体系」第1巻、編著、慶應義塾大学出版会、2005年)、他多数。
橋口 宏行(はしぐち ひろゆき) 有限会社SRN代表取締役、証券アナリスト 1984年明治大学法学部卒業、大和証券投資信託販売(株)(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)勤務等を経て現職。2007年大東文化大学大学院経済学研究科修士課程修了。 日本証券アナリスト協会検定会員。 主要業績に、『人民元――国際化への挑戦』監修、科学出版社東京、2013年)、『証券分析第2次の攻略法――70%とれる証券アナリスト合格テキスト』(中央経済社、1999年)、「資産市場における価格変動リスクの増大」(『日本消費経済学会年報』第31集、2010年)、他多数。
中藤 和重(なかとう かずしげ) 大東文化大学環境創造学部非常勤講師 1983年明治大学法学部卒業、2005年大東文化大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、2009年同博士後期課程修了。経済学博士。 主要業績に、『現代日本の環境問題と環境政策』(共著、泉文堂、2012年)、『マクロ経済学』(共訳、成文堂、2009年)、など。
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