書道美術新聞　2012年11月1日付（994号）「話題の本」（6面）にて紹介されました。

図表目次
例言
まえがき――本書の構成と概要――

第一部　列島の漢字・漢文と五世紀の東アジア
　第一章　倭王武・百済王余慶の上表文と金石文
　　一、はじめに
　　二、倭王武の上表文
　　三、倭王武の遣使をめぐって
　　四、百済王余慶の上表文
　　五、倭王武の上表文と百済王余慶の上表文
　　六、王と大王（太王）
　　七、おわりに
　第二章　高句麗広開土王碑の基礎的考察
　　一、はじめに
　　二、広開土王碑の周辺 ……

川�ｱ 晃（かわさき あきら）

元高岡市万葉歴史館学芸課長。
1947年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部卒業、1975年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。日本古代史専攻。
ＮＨＫ学園高校普通科社会科・専攻科教諭を経て、高岡市万葉歴史館主任研究員、学芸課長、2009年3月退職。富山大学、慶應義塾大学など非常勤講師。
主な論文に、「倭王武の上表文」（日本の対外関係1『東アジア世界の成立』吉川弘文館、2010年）、「僧正玄�ﾑの周辺二題―唐僧善意願文の「粉身碎骨」・「唐鬼」木簡―」（『古代文学の創造と継承』新典社、2011年）など、共著に、田辺征夫編『遺跡の語る古代史』（東京堂出版、1996年）、高岡市万葉歴史館論集1〜13（笠間書院）などがある。