
季論21 2012年秋号に書評が掲載されました(角田修一氏評、231-234頁)。
『経済』 2012年8月号の「新刊紹介」にて紹介されました。

はしがき
第1章 マルクスの人間論 ――唯物論としての人間・自然・生産関係 I 土台としての生産活動 II 上部構造の唯物論的理解 III 土台が上部構造を規定するとはどういうことか
第2章 商品生産社会としての資本主義 ――資本主義的生産力の量的性格、自己増殖する価値としての資本 I 商品生産が一般化する条件としての生産力 II 生産物と商品――具体化された唯物論的人間観としての商品 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
大西 広(おおにし ひろし) 慶應義塾大学経済学部教授。 1956年京都府生まれ。1980年京都大学経済学部卒業、85年同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、89年経済学博士(京都大学)。立命館大学助教授を経て、1991年京都大学経済学部助教授、1998年より同教授。2012年4月より現職。 主要業績に、『「政策科学」と統計的認識論』(昭和堂、1989年)、『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義』(大月書店、1992年)、『環太平洋諸国の興亡と相互依存』(京都大学学術出版会、1998年)他。
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