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マルクス経済学
A5判/並製/256頁
初版年月日:2012/04/16
ISBN:
978-4-7664-1915-3
 
(4-7664-1915-4)
Cコード:C3033
税込価格:2,640円
マルクス経済学

目次

はしがき

第1章 マルクスの人間論
     ――唯物論としての人間・自然・生産関係
 I 土台としての生産活動
 II 上部構造の唯物論的理解
 III 土台が上部構造を規定するとはどういうことか

第2章 商品生産社会としての資本主義
     ――資本主義的生産力の量的性格、自己増殖する価値としての資本
 I 商品生産が一般化する条件としての生産力
 II 生産物と商品――具体化された唯物論的人間観としての商品交換
 III 商品としての貨幣
   ――具体化された唯物論的人間観としての貨幣目的
 IV 自己増殖する貨幣としての資本
   ――具体化された企業の生産目的としての貨幣増殖

第3章 工業社会としての資本主義
     ――資本主義的生産力の質、労働指揮権としての資本
 I 「労働指揮権」としての資本
 II 剰余価値の量的変動
 III 非工業部門における「産業革命」と資本主義化

第4章 資本主義の発展と死滅――蓄積論
 I 資本主義の生成・発展・死滅を説明するモデル
   ――マルクス派最適成長モデル
 II 蓄積捨象の場合の再生産条件――単純再生産
 III 剰余価値の資本への転化――拡大再生産
 IV 資本主義的蓄積の一般的傾向――資本主義的蓄積の終焉
 V 原始的蓄積と国家資本主義

第5章 資本主義的生産に先行する諸形態
 I 迂回生産システムの飛躍的発展としての農業革命
 II 手工業における前封建制社会と封建制社会
 III サルが人間になるについての狩猟の役割

補論1 マルクス派最適成長論の分権的市場モデル
補論2 階級関係を組み込んだマルクス派最適成長モデルとその含意
補論3 牛耕の導入と普及による農家経営規模格差の変動モデル
数学付録 動学的最適化問題の解法について

参考文献
索引
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