戦略思考がみるみる身につくテキスト。 ▼大学経済系学部の学部生に向けに、経済・経営課題を広い視野から俯瞰し、適切に把握し、モデル構築から最適戦略モデルの解を導くことができるようになるための教科書。 ▼政府の関税政策やCO2排出割当政策、さらに企業のSWOT分析や海外移転戦略など具体的な意思決定をとりあげ、戦略立案の考え方と手法を分かりやすく解説する。


本書の使い方
序 章 俯瞰して掘り下げる技術 1 俯瞰する技術(1)――全景的俯瞰 2 俯瞰する技術(2)――分解による俯瞰 3 掘り下げる技術 4 掘り下げから俯瞰へ 5 情報の整理から戦略の選択肢の抽出へ
第1章 モデル分析思考入門 1 分析の課題を定める 2 分析の枠組みを定める 3 分析の枠組みを数式で表現する 4 制約条件付き最適化問題として定式化する 5 解を導出する 6 解の性質を考察する 7 分析結果を具象化する 8 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
藤田康範(ふじた やすのり) 慶應義塾大学経済学部教授。 慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。慶應義塾大学経済学部助手、郵政研究所客員研究員、慶應義塾大学経済学部専任講師、同准教授を経て現職。博士(工学)東京大学。専門は、応用経済理論、経済政策。 主要著作:『よくわかる経済と経済理論』(学陽書房、2003年)、『よくわかる金融と金融理論』(学陽書房、2004年)、『マクロ経済理論の基礎』(慶應義塾大学出版会、2008年)、『ビギナーズ ミクロ経済学』(ミネルヴァ書房、2009年)、『経済・金融のための数学』(シグマベイスキャピタル、2009年)、『Wall Streetの英語』(シグマベイスキャピタル、2010年)、『ビギナーズ マクロ経済学』(ミネルヴァ書房、2009年)ほか。
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