フランス寓話 × 浮世絵 = 明治の挿絵本(?)
謎の日本美術蒐集家バルブトーと明治の挿絵本 フランス寓話と浮世絵が出会ったとき――、 浮かび上がる日仏文化交流史のひとこま。
2008年12月: 第24回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞を受賞しました。

週刊文春 2008年7月10日号「文春図書館・私の読書日記」(128頁)で紹介されました。 ふらんす 2008年7月号74頁で紹介されました。

はじめに
第I部 フランス寓話と浮世絵 第1章 『ラ・フォンテーヌ寓話選』 第2章 『フロリアン寓話選』
第II部 無名無冠のオリエンタリスト 第1章 バルブトー関連証書――出生証書、両親の婚姻証書、死亡証書 第2章 初来日、日本美術愛好家の誕生――1888〜1904年春 第3章 ターニングポイント――1904年 第4章 度重なるコレクション売立て――1905〜11年 第5章 未完の著作『日本浮世絵師』と著者の死――1911〜 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
高山 晶 TAKAYAMA, Aki 東京都出身。慶應義塾大学文学フランス文学専攻卒業、同大学大学院文学研究科修士課程フランス文学専攻文学修士号取得。同大学大学院文学研究科博士課程フランス文学専攻単位取得退学。慶應義塾大学商学部助手、助教授を経て、同大学商学部教授。 著書:『フランス語手紙の12か月(改訂版)』(共著、白水社、2005年)、『新版フランス会話手帳』(白水社、1989年)、翻訳:F. ドルト著『ほんとうのお父さんがいたのよ――ドルト先生の心理相談2』(みすず書房、2002年)、M. ドニュジエール著『めいわく犬』(共訳、講談社、1982年)など。
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