語り継ぐ三田法学の伝統
慶應義塾大学法学部法律学科史
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三田山上という空間に展開した先学の研究・教育の事跡の確認のみならず、そこがまた師友が出会い、ともに人間的にも学問的にも親しく交わりを重ね合う場として、過去も現在も変わることなく在り続けていることを確認し、未来を展望する。
「三田法学」を築き上げた人々、そしてそれを受け継ぎさらに発展させる人々……。戦前から戦後にかけての苦しい時代を義塾法学部法律学科で過ごした先生方による三つの座談会、現役スタッフによる「三田法学」の状況報告を通して、受け継がれるべき「三田法学」の在り様を模索する。

刊行のことば 小此木政夫 刊行にあたって 栗林忠男
第一章 三田法学のあゆみ 森征一
第二章 師を語る――明治・大正編―― ジョン・ヘンリ・ウィグモア/神戸寅次郎/青木徹二/板倉卓造/西本辰之助/ 浅井清/峯岸治三/小池隆一/永澤邦男/今泉孝太郎/前原光雄/島谷英郎/ 津田利治/峯村光郎/青柳文雄/手塚豊/須藤次郎/田中實/伊東乾/ 中谷瑾子/鳥正夫/阿久澤亀夫/金子芳雄/田口精一/平良 〈コラム〉 法学部機関誌の今と昔 法学研究・大学院法学研 ……
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