ナレッジからインテリジェンスへ・・・。米国情報機関で培われた理論と手法が、いまビジネスの世界に流入している!競合社会では、自らの「利益を自覚」した者のみが、「インテリジェンス・サイクル」を回転させ、「利益を実現」することができる。本書は、情報化社会に必須となる「インテリジェンス」の基礎的な概念と理論を紹介し、安全保障とビジネス双方の現場における実践方法を提示する。外交・安全保障関係者はもちろん、企業の情報戦略担当者にも是非読んでいただきたい入門テキスト。
▶2009年10月に最新の動向までをフォローした第2版の刊行を予定!
プレジデント 2009年10月5日号「10分野 役立つ定番&最新ガイド100」で紹介されました。
週刊東洋経済 2008年8月16・23日合併特大号「2008年上半期経済・経営書ベスト100」(147頁)で紹介されました。
はじめに 判断・行動に直結する知識の創造を目指して
第1部 インテリジェンスとは何か 1.インテリジェンスの定義 (1)辞書による定義 (2)インテリジェンスの現場での概念 (3)インテリジェンスの種類――伝統的な三分類法 (4)まとめ 2.インテリジェンス・サイクルとは何か (1)伝統的なモデル (2)立体モデル 3.定義とサイクルから導かれるもの (1)インテリジェンスの定義から導かれるもの――判断・行動するた ……
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1956年生まれ。1979年東京大学法学部卒業、同年外務省入省。欧亜局(現欧州局)西欧第二課、経済局国際経済第一課、 在ニューヨーク日本国総領事館経済部領事、在フィンランド日本国大使館総括参事官、国際情報局国際情報課課長 などを経て、2001年3月より(財)世界平和研究所主任研究員。 この間、1984年オックスフォード大学国際関係論修士取得、外務省国際情報課長時代に政府情報収集衛星プロジェクトに参画。
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