日米関係50年を政治と経済の両面を総合的・実証的に解明し、構造的特徴を明らかにする大著。 同時多発テロ事件後の日米関係についても論考。 著者は、情報公開の進展による米国側対日資料の研究者として高名。

第一章 分析の目的と方法
第一部 戦後日米関係の成立
第二章 国際システムと戦後日米関係の成立:六〇年条約の性格 第三章 安全保障に関する日本の構造的国家利益と戦後日米関係の成立 第四章 経済面での日本の構造的国家利益と戦後日米関係の成立 第二部 冷戦下における日米関係の維持
第五章 冷戦期における日米同盟関係の維持 第六章 日米安全保障関係の維持と日本の構造的国家利益 第七章 冷戦下における ……
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1952年生まれ。1975年慶應義塾大学経済学部卒業、1978年同大学大学院経済学部研究科修士課程修了、1994年ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際研究大学院(SAIS)博士過程修了、国際関係論Ph.D.取得。 1996年より武蔵工業大学環境情報学部助教授。
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