参入・退出と多角化の経済分析
工業統計データに基づく実証理論研究
|
日本経済の産業構造変化の要因として、個別事業所の生産活動変化を取り上げ、1985年〜1995年の製造業部門における事業所動態を、事業所パネルデータを用いて実証分析、産業空洞化現象の背景に迫る。 「事業所の参入・退出によってもたらされる生産量 および雇用量の変化に関する分析」、「参入・退出と生産効率変化に関する分析」、「事業所生産活動多角化の観察」、「多角化と生産効率に関する分析」をテーマに解説。
第1章 研究の目的と概要
第2章 事業所動態現象と事業所パネルデータの作成 1. 生活活動の記述と統計データ 2. 事業所パネルデータの作成 3. 事業所生産活動の観察
第3章 事業所の参入・退出 1. 事業所動態現象に関する先行研究 2. 「民生用電気機械産業」生産活動変化の観察 3. 「民生用電気機械器具製造業」の事業所動態分析 4. 全産業部門についての事業所動態分析 第4章 事業 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
清水 雅彦 1944年生まれ 慶應義塾大学経済学部卒業 同大学大学院博士課程修了 現在:慶應義塾常任理事、慶應義塾大学経済学部教授
宮川 幸三 1973年生まれ 慶應義塾大学経済学部卒業 同大学大学院博士課程修了 現在:慶應義塾大学産業研究所専任講師
|