16面マルチディスプレイ、書き込み可能なガラステーブル、可変可能な家具や照明−Openness(開放性)、Legibility(情報の読み取りやすさ)、Tireless(癒しや休息)を念頭に、創作やコミュニケーションを活性化する新空間を提案。 新進気鋭の女性建築家が放つ、IT時代の画期的環境デザイン論! 建築分野で立ち遅れていた、電子情報テクノロジーの装備された空間デザインのあり方を先駆的に提示する。

第1部 サイバード・スペースのデザイン
第1章 慶應義塾大学グローバルセキュリティリサーチセンターラボ[G-SEC Lab] 第2章 丸の内シティキャンパス(MCC)
第2部 サイバード・スペースの諸相
第1章 ブルームバーグ
第2章 ニューヨーク証券取引所
第3章 海上自衛隊ディフェンス・シミュレーション・ルーム
第3部 サイバード・スペースデザインに関する理論
第1章 人間−環境系 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
日本女子大学家政学部住居学科卒業後、1993年コロンビア大学大学院建築学科修了。1996年〜1999年慶應義塾大学環境情報学部助手、豪シドニー大学客員講師を経て、現在、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科専任講師。 著書に、『サイバー時代の空間デザイン』(日経BP社,1998)がある。
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