南極条約体制と国際法
領土、資源、環境をめぐる利害の調整
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第1部 南極条約成立までの歴史と法的状況 第1章 南極条約成立以前の状況 第2章 南極条約の成立
第2部 南極条約の基本原則とその機構 第1章 南極条約の基本原則 第2章 領土権又は紛争の「凍結」の原則 第3章 南極の「平和的利用」の原則 第4章 科学的調査の自由と国際協力の原則 第5章 南極条約の機構的側面
第3部 南極条約体制の発展 第1章 序 第2章 南極の動物相及び植物相の保存のための合意 ……
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池島大策(いけしま たいさく) 同志社女子大学現代社会学部助教授 法学博士(慶應義塾大学)、D.E.S. en Relations Internationales(IUHEI/GIIS)。ハーグ国際法アカデミーやジュネーブ大学に留学。ケンブリッジ大学国際法研究所及び同スコット極地研究所訪問研究員、慶應義塾大学総合政策学部助手、外務省『大陸棚画定研究会』調査委員などを歴任。専門は、国際法(慣習法、領域取得、海洋法、環境法など)。 主な業績に、論文「南極条約体制と海洋法(1〜4)」『海洋時報』69〜72号(1993年〜1994年)、論文「南極における環境保護の制度」『世界法年報』19号(2000年)、共著『国際関係法辞典』(三省堂、1995年)など。
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