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伝統中国の地域像
A5判/上製/400頁
初版年月日:2000/01/01
ISBN:978-4-7664-0807-2
(4-7664-0807-1)
Cコード:C3022
定価 4,180円(本体 3,800円)

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伝統中国の地域像
目次 著者略歴

現代中国の社会システムに繋がる明清時代の中国(=伝統中国)の地域の姿を、近年ようやく公開されたオリジナル行政文書、地方の《トウ案》や《文契》《碑刻》などの史料を駆使し、歴史学の立場から検証する。

目次

序章 日本の伝統中国研究と地域像………山本 英史
はじめに
一 戦前の中国研究と地域像
二 戦後の発展段階論と地域像
三 地域社会論の提唱と発展
おわりに

第一章 通州・北京間の物流と在地社会………新宮 学
――嘉靖年間の通恵河改修問題をてがかりに――
はじめに
一 嘉靖七年の通恵河改修工事について
二 通州・北京間の物流に関わる人々
  1 漕運に関わる人々
  2 陸運に関わる人々
  3 剥運に関わる人々
三 物流をめぐる市場と利 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

山本英史(やまもと えいし)
慶應義塾大学文学部教授。1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。明清史専攻。代表著作として、「紳衿による税糧包攬と清朝国家」東洋史研究48巻4号、1990年。「中国の地方志と民衆史」神奈川大学中国語学科編『中国民衆史への視座』東方書店、1998年。翻訳:黄仁宇著『中国マクロヒストリー』東方書店、1994年。

新宮 学(あらみや まなぶ)
山形大学人文学部助教授。1955年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。中国近世都市史専攻。代表著作として、「明代南京における鋪戸の役とその改革」――「行」をめぐる諸問題――」国士館大学人文学会紀要17号、1985年、「明末清初期一地方都市にける同業組織と公権力――蘇州府常熟県「當官」碑刻を素材に――」史学雑誌96編9号、1987年、「初期明朝政権の建都問題について――洪武二十四年皇太子の陝西派遣をめぐって――」東方学94輯、1997年

岸本美緒(きしもと みお)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。明清社会経済史専攻。代表著作として、『清代中国の物価と経済変動』研文出版、1997年、『明清交替と江南社会――17世紀中国の秩序問題』東京大学出版会、1999年、『東アジアの「近世」』山川出版社、1998年。

三木 聰(みき さとし)
高知大学人文学部教授。1951年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。明清史専攻。代表著作として、「抗租と阻米――明末清初期の福建を中心として――」東洋史研究45巻4号、1987年、「明代里老人制の再検討」海南史学30号、1992年、「伝統中国における図頼の構図――明清時代の福建の事例について――」歴史学研究会編『紛争と訴訟の文化史』<シリーズ歴史学の現在2> 青木書店、2000年。

片山 剛(かたやま つよし)
大阪大学大学院文学研究科教授。1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。華南社会経済史専攻。代表著作として、「珠江デルタ桑園囲の構造と治水組織――清代乾隆年間〜民国期――」東洋文化研究所紀要第121冊、1993年。「華中・南デルタ農村実地調査報告書」(濱島敦俊、高橋正と共著)大阪大学文学部紀要第34巻、1994年。「華南地方社会と宗族――清代珠江デルタの地縁社会・血縁社会・図甲制――」森正夫等編『明清時代史の基本問題』汲古書院、1997年所収。

渋谷裕子(しぶや ゆうこ)
明治大学商学部講師。1958年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。明清社会史専攻。代表著作として、「明清時代、徽宗江南社会における祭祀組織について――『祝聖会簿』の紹介――(一)、(二)」史学第59巻1号、2・3合併号、1990年。「清代徽州農村社会における生員のコミュニティについて」史学第64巻3・4号合併号、1995年。「徽州文書にみられる「会」組織について」史学第67巻1号、1997年。

山田 賢(やまだ まさる)
千葉大学文学部助教授。1960年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。清代社会史専攻。代表著作として、『移民学の秩序』名古屋大学出版会、1995年。『中国の秘密結社』講談社選書メチエ、1998年。「地方社会と宗教反乱」岩波講座世界歴史13『東アジア・東南アジア伝統社会の形成』岩波書店、1998年所収。

渋谷誉一郎(しぶや よういちろう)
慶應義塾大学文学部助教授。1958年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中国文学専攻。代表著作として、「敦煌所見韻文写本の書写形態を通してみた唐五代の一文芸状況」藝文研究第65号、1994年、「白居易の周辺と伝奇――語りという視点から見た伝奇」『白居易研究講座』第2巻、勉誠社、1993年所収、「唐代の講唱文学――説話と百戯との関係を中心として」藝文研究61号、1992年。

Prasenjit Duara(プラセンジット・ドゥアラ)
シカゴ大学歴史学部教授。1950年生まれ。ハーヴァード大学大学院博士課程修了。中国近代史専攻。Culture, Power, and State: Rural North China, 1900−1942, Stanford University Press, Stanford, California, 1988. Rescuing History from the Nation: Questioning Narratives of Modern China, University of Chicago Press, Chicago, Illinois, 1995.

佐藤仁史(さとう よしふみ)
財団法人東洋文庫奨励研究員。1971年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中国近代社会史専攻。主要著作として、「清末・民国初期における一在地有力者と地方政治――上海県の≪郷土史料」に即して――」東洋学報80巻2号、1998年、「20世紀初頭の中国における地方政治と言論――江蘇省嘉定県の地方紙『疁報』に即した初歩的分析――」富士ゼロックス小林節太郎記念基金、1999年、「清末・民国初期上海県農村部における在地有力者と郷土教育――『陳行郷土志』とその背景――」史学雑誌108編12号、1999年。

定価4,180円 (本体:3,800円)
品切・重版未定
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