教育・就労・医療の最前線
講座 人間と福祉 障害者とともに
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大学における障害学生の支援、障害者と援護就労など、最新のテーマを取り上げ、〈人間〉と〈障害〉の定義を問い直す。慶應義塾で開講された講座「人間と福祉」第 1 回における講義と質疑応答の記録。
まえがき(冨安芳和) 極東証券寄附講座「人間と福祉」刊行に際して(小松隆二) リアル・イグジステンス・バロリゼーション(小谷津孝明) あいさつ 極東証券寄附講座「人間と福祉」開講に当たって(関場 武)
第一部 西欧における障害者処遇の歴史………エドワード・R・スカーヌルス T 障害とは何か U 障害者処遇の歴史 V 障害者処遇の現状 W 包括的サービス供給システムの要素 X 将来
第二部 障害者主導の援護就労………ジョン・クレーゲル T 家庭、良い仕事、そして友人 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
小谷津孝明 こやづ・たかあき(編者) 1935年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。文学博士。慶應義塾大学教授。『認知療法ハンドブック上・下』、『電話相談と認知療法』(以上星和書店)、『改訂認知心理学』(放送大学出版協会)、『認知と記憶(編著、認知心理学講座第2巻)』、『記憶(編著、現代基礎心理学講座第4巻)』(以上東京大学出版会)など。
小松隆二 こまつ・りゅうじ(編者) 1938年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。慶應義塾大学教授・常任理事。里親制度や難民救済では実践活動にも関与。著書に『現代社会政策論』(論創社)、『イギリスの児童福祉』(慶應義塾大学出版会)、『大正自由人物語』(岩波書店)、『理想郷の子供たち−ニュージーランドの児童福祉』(論創社)など。
冨安芳和 とみやす・よしかず(編者・訳者:第一部、第四部担当) 1938年生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程単位満了。教育学修士。金沢大学助教授、愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所能力開発部長、ヴァジニアコモンウェルス大学客員教授などを経て、現在慶應義塾大学教授。著書に『援護就労の挑戦(監修著)』、『ADAの衝撃(共編著)』(以上学苑社)、『コミュニティ生活を創る−重度発達障害者への新しいアプローチ(編著)』(ぶどう社)、『ソーシャルロールバロリゼーション入門(訳)』(学苑社)、『障害学生の支援 新しい大学の姿〜AHEAD日本会議より(共編著)』、『川を渡る(共訳)』(以上慶應義塾大学出版会)など。
大森貴秀 おおもり・たかひで(訳者:第二部担当) 1965年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学非常勤講師。発達心理学・発達障害学の研究に従事。著書に『援護就労の挑戦(共訳:第三章担当)』など。
中谷麻奈 なかたに・まな(訳者:第三部担当) 1973年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士論文は「障害のある大学生に対する一般学生の態度〜障害者との関わりから〜」。
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