日常的世界の探究
風景/音風景/音楽/絵画/旅/人間/社会学
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社会学を人間理解、人びとの日常生活理解と捉え、人間、絵画、音楽、旅などへのアプローチを試みた意欲作。近年話題のサウンドスケープ(風景と音風景)や感性行動学という新分野にも言及。

プロローグ 第T部 人間/生活/世界 1 人生の日々、人間存在/生と死をめぐって−世界体験の諸様相−
第U部 都市の風景と人間−居住空間と都市空間− 2 居住空間/生活空間の様相 窓のドラマ 窓辺にて ローデンバックのブリュージュ 部屋の記憶 窓と人間 アトリエの窓 ゴッホの部屋の窓−オーヴェル=シュル=オワーズ 住むということ ベンヤミンとともに、パサージュ
3 パリ/パサージュ/パースペクティヴ ホーフマンスタールのパリ ボ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
山岸 健(やまぎし たけし)−プロローグ,第T,U,Y,Z,エピローグ 1934年11月7日 新潟県長岡市に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。 大妻女子大学人間関係学部教授、慶應義塾大学名誉教授。 <著書>『社会的世界の探究 社会学の視野』慶應義塾大学出版会(1977年)、『日常生活の社会学』NHKブックス309、日本放送出版協会(1978年)、『風景的世界の探究 都市・文化・人間・日常生活・社会学』慶應義塾大学出版会(1992年)、『風景とはなにか 都市・人間・日常的世界』NHKブックス673、日本放送出版協会(1993年)『絵画を見るということ 私の美術手帖から』NHKブックス786、日本放送出版協会(1997年)、『音の風景とは何か サウンドスケープの社会誌』NHKブックス853、日本放送出版協会(1999年)、そのほか。 <研究領域>社会学の理論/学説・文化社会学・人間学・生活空間論・都市論・風景論・絵画論
山岸美穂(やまぎし みほ)−第V,W,X部 1967年1月26日 東京都町田市に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(1993年4月〜95年3月)。 大妻女子大学、慶應義塾大学、神田外語大学、桐蔭横浜大学、早稲田大学、山口大学(工学部・感性行動学)非常勤講師。 <共著>『日常生活の舞台と光景〔社会学〕の視点』聖文社(1990年)、『社会学史の展開』北樹出版(1993年)、『家族/看護/医療の社会学−人生を旅する人びと−』サンワコーポレーション(1995年)、『音の風景とは何か サウンドスケープの社会誌』NHKブックス853、日本放送出版協会(1999年)、そのほか。 <論文>「サウンドスケープの人間観・社会観・世界観」『現代のエスプリ354 サウンドスケープ』谷村 晃・鳥越けい子編、至文社(1997年1月号)、そのほか。 <研究領域>日常生活の社会学・音の社会学・サウンドスケープ論・都市/文化の社会学・生活空間論・感性行動学。
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