フラット化組織の管理と心理
変化の時代のマネジメント・コントロール
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社会状況の変化に伴う会社組織のフラット化はいかにして可能か。本書ではフラット化を選択した大手企業への取材を通して、マネジメント・コントロールを心理的側面から探り、理論体系を提言する。

まえがき 第1章:組織フラット化の意味するところ −心理的要因の浮上
第2章:企業に求められる新しい組織 1.新しい組織への動き 2.フラット化組織の考え方 3.重要な視点
第3章:マネジャーにとっての動機づけの変革 1.新しい組織がマネジャーに求める行動 2.動機づけの考え方 3.内発的動機づけ理論への着目 4.動機づけに必要な情報
第4章:「マネジメント・コントロール」の重要性 1.マネジメント・コントロール論について 2.新しい組織とマネジメント・コ ……
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横田絵理(よこた えり) 武蔵大学経済学部教授。1994年慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。経営学博士。 専門領域は経営管理システム論および組織行動学。主な業績に「日本企業の業績主義への動きとマネジメント・コントロール」会計154-6、1998年、「業績測定・評価と報酬システム−日本企業における成果主義への動きについての一考察−」管理会計学8-1・2、2000年、「新しい組織のマネジメント・コントロール課題−日本企業をポリエージェントシステムとして考察する−」(高木・木嶋編『マルチメディア社会システムの諸相』日科技連出版社、1997年)、S.P.ロビンス『組織行動のマネジメント−入門から実践へ−』(共訳、ダイヤモンド社、1997年)などがある。
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