内科医として長年診療に携わるかたわら15年間慶應義塾女子高生に保健を教えた著者による、人の心や体のしくみと、病気と予防についての解説書。 がん、高血圧などの生活習慣病や、欲求不満、ストレス、アレルギー、食中毒、女性の体の問題など、身近なテーマから最新のトピックまでをていねいな解説と図でわかりやすく説く。 健康に関心を持つ誰もが気軽に読める良書として、一般はもちろん、学校の教育現場、図書館にもお勧めの書。

第1章 脳の話と心の問題 1 脳の話―脳は体の司令塔 2 心の問題―欲求と欲求不満を知って上手に生きよう 3 心身の相関―ストレスへの対処 第2章 呼吸循環と応急処置 1 呼吸器系 2 循環系 3 応急処置 第3章 血液・エイズ・アレルギー 1 血液のしくみと病気 2 エイズ 3 アレルギー 第4章 消化器の病気と危険な食べ物 1 消化にかかわる臓器 2 危険な食べ物―食品衛生
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
菅沼三田診療所副院長。1943年、東京に生まれる。 1968年、慶應義塾大学医学部卒業・内科学教室入室。 慶應義塾大学医学部三四会理事、卒後臨床研修セミナー委員。厚生労働省感染症(結核部会)審議委員、朝日レタービジョン番組放送審議委員等兼務。 1985〜2000年までの15年間、慶應義塾女子高等学校で保健を教えた。
|