世界はなぜ『ドライブ・マイ・カー』に熱狂したのか? アカデミー賞国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、全米批評家協会賞4冠などに輝いた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』。世界を席巻した本作について、アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が徹底分析。
『ドライブ・マイ・カー』はなぜ世界的な評価を得ることができたのか。アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が論考を寄せた国際シンポジウムDrive My Car : A Symposium on Hamaguchi’s Cross-Media Vehicleの内容に加え、西崎智子氏(広島フィルム・コミッション)、文化庁参事官(芸術文化担当)、そして濱口竜介監督への特別インタビューを追加収録。
『上毛新聞』 2024年2月26日「《シネマの力》L文学と映画」(文化面=6面)にて、小田浩之氏(慶応大付属研究所リサーチャー)に紹介されました。 本文はこちら
『キネマ旬報』 2023年8月号「映画本のある生活」(p.169)にてご紹介いただきました。
『毎日新聞』 2023年6月17日(13面・読書面/今週の本棚)に書評が掲載されました。評者は、鴻巣友季子氏(翻訳家)です。
はじめに(佐藤元状) 『ドライブ・マイ・カー』のせいで気が狂いそうだ(D・A・ミラー) 『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む(斉藤綾子) インタビュー@ 『ドライブ・マイ・カー』と広島(西ア智子氏) バザンへの回帰──『ドライブ・マイ・カー』における「ワーニャ伯父さん」(ロバート・チェン) 越境する赤いサーブ──濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』論(ファン・ギュンミン) 『ドライブ・マイ・カー』、あるいは悲しみと過ぎ去った世界について(メアリー・ウォン) インタビューA 『ド ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編著者】 佐藤元状(さとう もとのり) 慶應義塾大学教授
冨塚亮平(とみづか りょうへい) 神奈川大学助教
【著者】 D・A・ミラー(D. A. Miller) カリフォルニア大学バークレー校名誉教授
斉藤綾子(さいとう あやこ) 明治学院大学教授
ロバート・チェン(Ru-Shou Robert Chen) 国立政治大学(台湾)教授
ファン・ギュンミン(HWANG Kyun Min) 明治学院大学研究員
メアリー・ウォン(Mary Wong) 嶺南大学(香港)准教授
藤城孝輔(ふじき こうすけ) 岡山理科大学講師
伊藤弘了(いとう ひろのり) 映画研究者=批評家
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