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新版 ヨーロッパの中世

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A5判/並製/480頁
初版年月日:2022/05/18
ISBN:978-4-7664-2808-7
(4-7664-2808-0)
Cコード:C3022
定価 3,300円(本体 3,000円)
新版 ヨーロッパの中世
目次 著者略歴

近現代に結実する豊穣なる中世
中世ヨーロッパは真に暗黒の時代だったのか?
「ローマ」「キリスト教」「世俗権」「都市」「国民」「科学」などヨーロッパ中世の基底となるキーワードから解き明かす。
▼全20章で解き明かす、中世ヨーロッパ史テキストの決定版。
▼ヨーロッパ周辺の「隣人」との関わり、庶民の暮らしや地勢・気候等も網羅し、より深いレベルの理解を促す。
▼歴史を学び直したい大人にもおすすめ。

中世ヨーロッパ史の好評テキストを改訂。12世紀ルネサンスからスコラ学・神秘主義等に注目した新章「知の世界」が加わり、全20章となった完全版。庶民の暮らし、ヨーロッパを取り巻くさまざまな隣人たちとの関わり、地勢や天変地異といったさまざまな“歴史”を網羅することにより、より深いレベルで西洋中世史を理解できる。学生のみならず、歴史を学び直したい大人へもおすすめの一冊。

目次

イントロダクション
 1  時代区分
 2  自然条件

第1章 大いなるローマ
 1 ローマの遺産
 2 キリスト教の成立 
 3 後期ローマ帝国
 4 荒れ野に生きる人々

第2章 古代世界の終焉とゲルマン人
 1 侵入
 2 帝国の衰退
 3 統合の模索
 4 ガリア
 5 海の彼方
 6 文化の継承

第3章 フランク王国
 1 メロヴィング朝
 2 カロリング家の台頭
 3 カール大帝
 4 カロリング・ルネサンス
 5 ベネディクト修道士 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

神崎 忠昭(かんざき ただあき)
略 歴:1957年生まれ。1989年3月慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。慶應義塾大学文学部教授。
専 攻:ヨーロッパ中世史
主要著作:『断絶と新生』(編、慶應義塾大学出版会、2016年)、『自然を前にした人間の哲学――古代から近代にかけての12の問いかけ』(編、慶應義塾大学出版会、2020年)、ジャン・ルクレール『修道院文化入門――学問への愛と神への希求』(共訳、知泉書館、2004年)、「ヴェッティヌスの幻視 Visio Wettiniについて」『慶應義塾大学言語文化研究所紀要』26、1994年など。

定価3,300円 (本体:3,000円)
在庫あり

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