詳解 国際知的財産法
TRIPs 協定解釈と加盟国実施
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▼知財に必須のTRIPsを理解する! ▼TRIPs 協定の逐条解釈。 ▼主要加盟国における国内法的な実施法律も詳説。 ▼弁理士・弁護士、企業官公庁実務家の渉外特許実務に必携のテキスト。
知的所有権の貿易関連の側面に関する協定,TRIPs。 総則,特許,反競争,意匠,商標,著作権などの各条項の解釈,また各国における国内の実施状況について解説するテキスト! 最新のTRIPs 状況と各国の法制を紹介・解説しながら、詳細にTRIPs の逐条解説を行う。
第1章 序論――TRIPs協定と諸条約 1.1 TRIPs 協定の概要/1.2 TRIPs 協定成立の経緯/1.3 TRIPs 協定に先立つ諸条約/ 1.4 TRIPs 協定の基本的性格:目的と原則
第2章 総則 2.1 協定の実施義務およびミニマム・スタンダードの原則 /2.2 パリ条約プラス・アプロー チ/2.3 内国民待遇/2.4 最恵国待遇/2.5 待遇の例外/2.6 消尽/2.7 その他一般 原則等
第3章 特許 ……
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竹内 誠也(たけうち せいや) 山口大学大学院技術経営研究科教授・弁理士。 国際連合WIPO(世界知的所有権機関)知財紛争処理機構登録国際仲裁調停官,竹内知的財産法務事務所代表弁理士,ITN法律事務所客員顧問弁理士,日本弁理士会中国会副会長。 慶應義塾大学経済学部経済学科,同法学部法律学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了(法学修士),エディンバラ大学大学院ロースクール後期研究課程Research Law Program 修了(Research LL.M)。三菱電機株式会社法務知財本部,日本アイ・ビー・エム株式会社知的財産部次長弁理士,オックスフォード大学ロースクール客員法学者(2016-2020),ユニーバーシティ・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)ロースクール客員法学者(2019)等を経て現職。日本知的財産協会三極制度検討委員会委員,同協会ライセンス委員会委員,経済産業省標準必須特許研究会委員,英国オックスフォード大学知的財産研究所ISSメンバー等を歴任。 著書に『国際知的財産法概説―TRIPs特許・反競争』(近代科学社,2020),『Analysis of Enforcement of Intellectual Property Rights Related to Standard Technology in East Asia and Europe』(Kindaikagakusha K.K., 2021)など。
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