▼企業のケイパビリティ活用において威力を発揮する「補完性」 その数理的基礎を構築する
高揚感として知覚されるスーパーモジュラーゲームの性質、 全体は部分の寄せ集め以上のものであるというシステムの効果、 また、規模の経済・範囲の経済といった経済性やネットワーク外部性由来の経済効果、これら様々なタイプの利益をもたらす特性が補完性の概念を軸に分類・整理され、統一的に理解される。 次のビジネスの組み立て方につながるヒントがそこにある。
はしがき
第1章 補完性分析 1.1 補完性の定義 1.1.1 ケイパビリティとアクティビティ 1.1.2 補完性 1.2 補完性の分類と視覚化 1.2.1 アクティビティの視覚化 1.2.2 単一のプレイヤーに係る補完性 自己補完性:I 2 フォーク補完性:(I, I ) マージ補完性:I・I 1.2.3 2人のプレイヤーに係る補完性 ……
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木戸 一夫(きど かずお) 東京工業大学理学部情報学科卒業 東京工業大学大学院理工学研究科博士号取得 慶應義塾大学商学部教授
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