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なぜ中間層は没落したのか

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四六判/上製/352頁
初版年月日:2020/05/28
ISBN:978-4-7664-2674-8
(4-7664-2674-6)
Cコード:C3033
定価 2,970円(本体 2,700円)
なぜ中間層は没落したのか
アメリカ二重経済のジレンマ
書評 目次 著者略歴

トランプ大統領を生み出した「アメリカの分断」はなぜ起こったのか。富裕部門と貧困部門の二極化を固定する政治経済の政策、人種・ジェンダー差別、大量投獄、教育・インフラの危機まで、もともとは発展途上国の分析のために開発された「二重経済」モデルによって明晰に分析する。アメリカ経済史の大家からの警告。

書評

週刊東洋経済 2020年7月11日号(p.82)「話題の本・ブックレビュー欄」に、書評が掲載されました。評者は中沢孝夫氏(福井県立大学名誉教授)です。

目次

第1章 二重経済――成長の終焉とルイス・モデル
第2章 FTE 部門――金融・技術・電子の特権階層
第3章 低賃金部門――格差と抑圧の構造
第4章 移行――教育による階層間移動への壁
第5章 人種とジェンダー――根深い差別の存続
第6章 政治の投資理論――政治資金の影響力
第7章 超富裕層の選好――小さな政府と減税
第8章 政府の概念――誰のための政府か?
第9章 大量投獄――人種差別と負のスパイラル
第10章 公教育――財源不足と学生ローン地獄
第11章 アメリカの都市―― ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【著者】
ピーター・テミン(Peter Temin)
1937年生まれ。米国マサチューセッツ工科大学名誉教授。専門は経済史。アメリカの大恐慌の研究で知られる。邦訳された著作に『大恐慌の教訓』(東洋経済)、共著に『リーダーなき経済』(日本経済新聞出版社)、『学び直しケインズ経済学』(一灯舎)がある。

【訳者】
栗林寛幸(くりばやし・ひろゆき)
1971年生まれ。一橋大学経済研究所研究員。東京大学教養学部教養学科国際関係論卒業、ケンブリッジ大学大学院修士課程修了(経済学)。訳書にビンモア『正義のゲーム理論的基礎』、バスー『見えざる手をこえて』(以上、NTT出版)、監訳にマーモット『健康格差』(日本評論社)がある。

【解説】
猪木武徳(いのき・たけのり)
1945年生まれ。京都大学経済学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部教授・学部長を経て、2002年より国際日本文化研究センター教授。2008年、同所長。日本学術会議会員。著書に『戦後世界経済史』(中公新書)、『自由の条件』(ミネルヴァ書房)、訳書にテミン『大恐慌の教訓』(共訳、東洋経済新報社)がある。

定価2,970円 (本体:2,700円)
在庫あり

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