▼「資本主義」批判=「競争」批判であってはならない
競争を正しく行うことは倫理的である
月刊「教職研修」 2021年10月号(p.113)「Book Guide」に書評が掲載されました。
週刊東洋経済 2020年10月17日号(p.98)に書評が掲載されました。評者は橋本努氏(北海道大学教授)です。
経済セミナー 2020年10・11月号(No.716)「BOOK ANGLE 新刊書紹介」に、本書が掲載されました。
序文
第1章 競争の哲学的考察 様々な競争の概念 資本主義に対する批判――市場批判か、競争批判か? 競争に対する批判
第2章 競争の倫理的役割 哲学者たちの見解(1)――ラッセル 哲学者たちの見解(2)――ロールズ 哲学者たちの見解(3)――ヘッフェ イノベーションはなぜ起こるのか ハイエクの競争 ボーモルの競争 競争が機能している事例 文学にみる経済
第3章 競争批判はなぜ起こるのか 節 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 クリストフ・リュトゲ(Christoph Lütge) 1969年生まれ。ミュンヘン工科大学(TUM)教授。2019年より同大学AI倫理研究所所長。 哲学・経営情報学を学んだ後、科学の経済哲学のテーマで博士論文を提出。TUMではビジネス・エシックス、科学技術の倫理、AI倫理等を講義する。著書多数。
【訳者】 嶋津 格(しまづ・いたる) 1949年生まれ。独協大学特任教授。千葉大学名誉教授。法学博士。著作に『自生的秩序』(木鐸社)、『〈問い〉としての正しさ』(NTT出版)、翻訳にノージック『アナーキー・国家・ユートピア』(木鐸社)、共訳にハイエク『哲学論集』(ハイエク全集第U期第4巻、春秋社)等がある。
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