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ソーシャル・キャピタルの経済分析

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A5判/上製/288頁
初版年月日:2018/12/25
ISBN:978-4-7664-2564-2
(4-7664-2564-2)
Cコード:C3033
定価 5,060円(本体 4,600円)
ソーシャル・キャピタルの経済分析
──「つながり」は地域を再生させるか?
書評 目次 著者略歴

▼豊かで持続可能な地域社会をつくる

投資が「効く」地域と「効かない」地域は何が違うのか?
親の「つながる力」は子どもに継承されるのか?
地域の信頼関係や互酬性、ネットワークがもたらす経済効果を定量的に測定、次世代へ継承し、地域社会の担い手を育成するための方途を提案する。

書評

日経ヴェリタス 2019年1月6日(第565号)(p.53)に書評が掲載されました。評者は菊地毅氏(日本経済新聞社 証券部)です。

目次

はしがき
図表一覧

第1章 なぜ、今、ソーシャル・キャピタルなのか?
 1.はじめに
  私たちを覆う「不安」感
  何が「豊かさ」をもたらすのか
 2.ソーシャル・キャピタルとは?
  パットナムと集合行為問題
 3.ソーシャル・キャピタルの歴史とその概念
  コミュニティとネットワーク
  義務と期待
  信頼と互酬性
 4.経済活動とソーシャル・キャピタルとの関係
  市場の質を支えるインフラ
  地域社会を支える
  人を支える
 5.政策対象としての ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

要藤 正任(ようどう まさとう)
1995年東京大学経済学部卒業、同年建設省(現:国土交通省)入省、2002年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)、2012年英国ヨーク大学大学院修士課程修了(MSc in Economic and Social Policy Analysis)。国土交通省総合政策局政策課政策調査室長、京都大学経済研究所先端政策分析研究センター特定准教授などを経て、現在、国土交通省国土交通政策研究所統括主任研究官。
主な業績に『インフラを科学する――波及効果のエビデンス』(分担執筆、柳川範之編著、中央経済社、2018年)、「ソーシャル・キャピタルは地域の経済成長を高めるか――都道府県データによる実証分析」(『国土交通政策研究』第61号、2005年)、「道路整備は周辺地域に何をもたらすのか?」(『季刊政策分析』第5巻(1・2)、2010年)、「PFI事業におけるVFMと事業方式に関する実証分析――日本のPFI事業のデータを用いて」(共著、『経済分析』第192号、2017年)、「政府の要請は企業行動を変えるか――「下請取引等実態調査」を用いた建設企業の賃金引き上げの実証分析」(共著、『日本経済研究』、近刊)ほか。

定価5,060円 (本体:4,600円)
在庫あり

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