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アランの情念論

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A5判/上製/448頁
初版年月日:2014/09/30
ISBN:978-4-7664-2172-9
(4-7664-2172-8)
Cコード:C3010
定価 7,700円(本体 7,000円)

アランの情念論
書評 目次 著者略歴

「魂の医術」としての哲学
20世紀の哲学において、「情念」とは「死んだ」概念であった。
19世紀末に哲学の教育を受けたアランは、生理学的な心理学の成果を吟味した結果、「情念」の概念に辿り着き、これを自らの思想の中核に据えた。
アランが、20世紀初頭に「情念」という概念を見出し、自己の思想に持ち込んだ必然性はどこにあったのだろうか?

勃興期の実験心理学と哲学の関係を描きながら、「心理学の時代」となった20世紀に情念概念の積極的な意義を論じたアランの姿を明らかにする力作。



書評

週刊読書人 第3072号(2015年1月9日)(4面)に書評が掲載されました。評者は合田正人 氏(明治大学教授)です。

目次

 序
第一部 アランの情念論と情念論の伝統
 第一章 アランの情念論とその生成の問題
  情念論とは何か  アランの思想における情念論の適用例
  情念論の生成の問題  情念概念の衰退後に現れたアランの情念論
 第二章 フランスにおける情念論の伝統
  古代の情念論  一七世紀の語用法  デカルトの情念論
  一八世紀の情念論  一九世紀ロマン主義の情念論
  ジュフロワの情念論  ガルニエの情念論

第二部 知覚と情感性の理論
 第三章 知覚の理論
  知覚研 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

新田 昌英(にった まさひで)
1978年生まれ。2010年東京大学大学院人文社会系研究科単位取得満期退学。博士(文学)(東京大学、2011年)。2012年4月より、東京大学大学院人文社会系研究科助教、東京理科大学非常勤講師。専門はフランス近現代思想。
主要業績: «Philosophie des sentiments―une forme primordiale de la théorie des passions chez Alain» 『フランス語フランス文学研究』日本フランス語フランス文学会、101号、2012年)「日本人への手紙―哲学者アランから戦後日本へ」(『仏語仏文学研究』、東京大学仏語仏文学研究会、第46号、2013年)。

定価7,700円 (本体:7,000円)
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