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思索と想い

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四六判/上製/434頁
初版年月日:2014/05/08
ISBN:978-4-7664-2117-0
(4-7664-2117-5)
Cコード:C3047
定価 4,070円(本体 3,700円)
思索と想い
― 精神医学の小径で
書評 目次 著者略歴

日本精神医学のエポックを外観

日本精神医学界の泰斗によるエッセイ集。
医師としての矜持、医学教育などについて真摯な思索を語る。
また、著者が出会った人物、書物、芸術作品へのオマージュも掲載。

書評

精神経学雑誌 第117巻 第6号 (2015年6月) 「書評」に掲載いただきました。評者は加藤敏氏です。
精神医学 56巻8号(2014年8月)に書評が掲載されました。

目次

はじめに

第一章 医学の小径
 躁うつ病の生物学的病理性
 医学における科学性と臨床性
 Limbusの探求:人間らしさの根元は……
 高齢、それはメランコリーの原因でもある
 生物進化からみたこころとその病理
 社会脳
 患者との混沌とした出会いから、治療の終結まで
 抗うつ薬の新たな事実
 巨人の肩に乗って
 小脳と高次精神機能
 精神医学の世界を越えて
 精神科医が自殺で患者を失うとき
 うつ病は神経衰弱の轍を踏むのか
 強迫の起源と神経生物学について
……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

神庭 重信(かんば しげのぶ)
九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野教授。医学博士。
1954年福岡県生まれ。1980年慶應義塾大学医学部卒業。同精神神経科学教室にて研修の後、米国メイヨ・クリニックにて精神科レジデント修了。同アシスタント・プロフェッサーを経て帰国。1993年慶應義塾大学医学部講師、1996年より山梨医科大学(現山梨大学)精神神経医学講座教授、2003年より現職。
日本うつ病学会理事長、日本精神神経学会副理事長などを務める。
学術書に『気分障害の診療学』(編著、中山書店、2008年)、『現代うつ病の臨床』(共編著、創元社、2009年)、『現代精神医学事典』(共編著、弘文堂、2011年)、『「うつ」の構造』(共編著、弘文堂、2011年)、『うつ病の論理と臨床』(弘文堂、2014年)ほか多数。一般書に『こころと体の対話――精神免疫学の世界』(文春新書、1999年)など。

定価4,070円 (本体:3,700円)
在庫あり

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