慶應義塾幼稚舎の理科教育
― 直接経験と採集理科の100年
|
慶應義塾幼稚舎理科教育の100年の歩み。
▼「直接経験」と「採集理科」の2つを柱として、他の公立・私立の小学校に見られない独自の教育を行ってきた慶應義塾幼稚舎(慶應義塾の一貫教育校)の理科教育。その100年の歴史と現在の教育のカリキュラム、そして本格的な体験学習の場である「サイエンス・ミュージアム」などを詳細に紹介。 ▼当初から「理科専科教員」を置くなど、常に先駆的な試みを続けてきた幼稚舎の理科教育を初めて書籍化。小学校理科関係者注目の一冊。

序 まえがき
第1章 幼稚舎理科100年の歴史
1.幼稚舎理科の黎明期――明治7年〜明治43年―― 2.幼稚舎理科の創設期――明治44年〜大正14年―― 3.幼稚舎理科の確立期(永野房夫時代) ――大正14年〜昭和45年―― (1)永野房夫の人物像 (2)天現寺校舎への移転と理科 (3)第二次世界大戦および戦後の理科 (4)西村英雄の就任と仮説実験授業 4.幼稚舎理科の発展期(高梨賢英・馬場勝良時代) ――昭和45 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
慶應義塾幼稚舎理科
【主な執筆者】 相場 博明(あいば ひろあき) 慶應義塾幼稚舎教諭。東京学芸大学大学院修了、博士(教育学)。専門は理科教育学、古生物学(長鼻類化石、昆虫化石、植物化石)。
|