学術論文出版のイロハを教えます !
▼コロンビア大学出版局の元編集長が、学術論文出版の基本的知識や手続きを分かりやすくユーモアを交えて解説。論文の書き方から、出版社の選定方法、依頼書の書き方、刊行までの手順等、本気で論文出版を考える学生から教授、出版関係者まで幅広く参考になる実用書。
▼日本とアメリカの出版事情の違いについての解題も収録。
●「学習実用書」に関する情報はこちら
著者まえがき 第2版への 本書の使い方 謝 辞
1 本を出版するということ はじめの一歩
2 出版社の仕事 出版社のタイプ 編集者の仕事 宣伝と販売 本の一生 出版社の存在意義 企画の選定 門番として 付加価値
3 原稿を書く 美文と悪文、そして実用文 執筆の基礎 学位論文の改稿 一般向け書籍を書く? 50ページ・ル―ル タイトル
4 出版社を選ぶ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 ウィリアム・ジャマーノ(William Germano) コロンビア大学で修士号、インディアナ大学で博士号を取得。 コロンビア大学出版局の編集長を務めた後、ラウトレッジ社に勤務、30年近くにわたり学術出版に従事してきた名編集者。その間、編集を手がけた書籍の著書には、ジャック・デリダやジル・ドゥルーズ、ガヤトリ・C・スピヴァック、レイモンド・ウィリアムズなどが挙げられる。現在は、クーパー・ユニオンの英文学教授および人文社会学部学部長。著書に、From Dissertation to Book (University of Chicago Press, 2005) がある。
【訳者】 松井 貴子 (まつい たかこ) 翻訳家。訳書に、ドメニコ・ロレンツァ他『ダ・ヴィンチ 天才の仕事』(二見書房、2007年)、ベンジャミン・リフキン他『人体解剖図』(二見書房、2007年)、マイケル・カーロヴィッツ『月の歩きかた』(二見書房、2008年)、エレン・フォンタナ『オードリー物語』(二見書房、2011年)ほか。
【解題】 原田 範行 (はらだ のりゆき) 東京女子大学教授、英文学専攻。
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