大学1年生向けのトコトンやさしい経済学「超」入門テキスト ▼経済学部はもちろん、流通・マーケティング・経営管理などを学ぶ商学部生や経営学部生にも必要なミクロ/マクロ経済学の基礎知識を精選、徹底的にやさしく解説。
学習のポイント ▼第T部 経済活動と市場 需要と供給を中心に市場経済の基本的メカニズムを学習します。ビジネス・ケースを織り交ぜ、現実経済と理論との結びつきを理解します。 ▼第U部 マクロの視点から経済を見る GDPの意味、経済政策の目的や有効性について理解を深め、さらに少子高齢化・環境問題といった現実的課題を考えます。 ▼第V部 経済学を数値とグラフで読み解く 経済成長率や物価指数。「テレビでよく耳にするけど、実はよくわからない」という言葉を平易に解説します。 ▼第W部 経済学の歴史 スミスからフリードマンまで、代表的経済学者の生涯と主要著作を紹介します。時代と経済理論との結びつきを感じてください。
▶本書を全面改訂した第2版が2014年2月に刊行されました。 第2版では、ゲーム理論や情報の経済学など新しい動向を加えるとともに、環境・資源問題や経済格差など現代日本の政策課題もわかりやすく解説しました。

序 章 What’s Economics? 1 経済学は洗練された常識 2 経済学はなぜ敬遠されがちなのか 3 現実こそ経済学の教室 4 経済を理解するための3つのポイント
第T部 経済活動と市場 第1章 市場の原則 1 市場は需要と供給からなる 2 市場と企業 3 市場の構成主体 4 市場にフリーランチはない 5 機会費用
第2章 需要曲線の世界 1 需要曲線 2 価格と需要量 3 需要の価格弾力性 4 需要曲線 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
石橋春男(いしばし はるお) 日本大学商学部教授 1967年早稲田大学第一政治経済学部卒業、72年同大学大学院商学研究科博士課程修了。大東文化大学環境創造学部教授を経て、現職。 主要業績に、『消費経済理論』(「消費経済学体系」第1巻、編著、慶應義塾大学出版会、2005年)、『はじめて学ぶ金融論』(共著、慶應義塾大学出版会、2004年)、『マクロ経済と金融』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)他。 関谷喜三郎(せきや きさぶろう) 日本大学商学部教授 1973年日本大学経済学部卒業、78年同大学大学院商学研究科博士課程修了。日本大学商学部助教授などを経て、現職。 主要業績に、『消費経済理論』(「消費経済学体系」第1巻、共著、慶應義塾大学出版会、2005年)、『はじめて学ぶ金融論』(共著、慶應義塾大学出版会、2004年)、『マクロ経済と金融』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)他。 河口雄司(かわぐち ゆうじ) 日本大学商学部講師、大東文化大学講師、東洋大学講師 2001年大東文化大学経済学部卒業、2006年同大学院経済学研究科博士課程単位修得。 主要業績に、『環境と消費者』(「入門 消費経済学」第3巻、共著、慶應義塾大学出版会、2008年)、『マクロ経済理論――ショート・コース』(共訳、学文社、2004年)他。
|