ヴァナキュラー建築の居住環境性能
CASBEE評価によりサステナブル建築の原点を探る
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イグルー(カナダ)、洞窟型住居(トルコ)、採風塔を持つ住居(イラン)、高床式住居(インドネシア)、水上住居(マレーシア)などのヴァナキュラー建築を環境工学的に解明し、地球環境時代におけるサステナブル建築のパラダイム構築に貢献する画期的な論考。
本書の目的は、「1. ヴァナキュラー建築の環境性能を建築環境工学の視点から定量的に明らかにする、」「2. ヴァナキュラー建築の環境効率を現代建築との対比において評価し、サステナブル建築を推進するためのヒントを探る」の2点である。
★ご案内★ 本書は「第4回(平成20年度)不動産協会優秀著作奨励賞」を受賞しました。
日経アーキテクチュア 2008年6月23日号32頁で紹介されました。
序 サステナブル建築の原点としてのヴァナキュラー建築
T ヴァナキュラー建築の居住環境とサステナビリティ 1 ヴァナキュラー建築と環境工学 2 コンピュータ・シミュレーションによる屋内環境の再現 3 ヴァナキュラー建築とパッシブ技術 4 地球環境問題とヴァナキュラー建築のサステナビリティ
U 実測とコンピュータ・シミュレーションによるヴァナキュラー建築の環境性能調査 〈寒冷地域〉 1 カナダのイヌイットの冬の家(イグルー) 〈乾燥地域〉 2 トルコ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
村上周三(むらかみ しゅうぞう) 慶應義塾大学理工学部教授。1942年生まれ。1965年、東京大学工学部卒。工学博士。慶應義塾大学理工学部教授。
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