東アジア各国の情報化と社会的影響をさぐる。 ▼情報グローバル化が進む現在、インターネット、モバイル・メディア、マスメディアの及ぼす影響とメディアの相互作用は、東アジアの各国にどのような社会的変化をもたらしているのか? ▼日本、中国、韓国、マレーシアの情報化政策・ユーザーへの文化的影響の変化を考察し、これからの動向予想を試みた一冊。

日本経済新聞 2008年7月13日「読書」欄(21面)で紹介されました。

はじめに (関根政美)
第1章 情報グローバリゼーション時代における東アジア文化 ―インターネット・サブカルチャー・反日行動 (遠藤 薫)
第2章 インターネットが切り開く新たな時代T ―韓国からの視点 (浜村寿紀)
第3章 インターネットが切り開く新たな時代U ―日本国内からの視点 (瀧口樹良・浜村寿紀)
第4章 中国の情報化の進展と社会変化 (瀧口樹良)
第5章 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編者】 関根政美(せきね まさみ) 慶應義塾大学法学部教授。 専門分野:国際社会学、現代オーストラリア論。
【著者】 遠藤薫(えんどう かおる) 学習院大学法学部教授。 専門分野:理論社会学、社会情報学。
浜村寿紀(はまむら ひさのり) 社団法人共同通信社社長室委員、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所非常勤講師。 専門分野:情報通信技術。
瀧口樹良(たきぐち きよし) 札幌総合情報センター株式会社主任研究員。 専門分野:情報政策、行政経営。
劉雪雁(リュウ シュエイエン) 財団法人マルチメディア振興センター国際通信経済研究所客員研究員。 専門分野:メディア論
石井由香(いしい ゆか) 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部准教授。 専門分野:国際社会学、地域研究(マレーシア、オーストラリア、日本)。
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