21世紀の複雑な社会を生きていくためには、「問題の合理的な発見・分析・解決」が不可欠です。それには、言葉によって、「論理的な思考」の訓練をつむことが、必要になってきます。本書は、日常生活にも役立つような視点から、わかりやすい事例で論理的思考方法を説明しています。モンダイをコンガラガせないためにも、ぜひご一読を。

第1章 舵取りのプロセスとしての人生 1.1個人的な舵取りの問題 1.2社会的な舵取りの問題 1.3自然的な舵取りの問題 第2章 合理的な問題解決 2.1演繹的・論理的な方法 2.2帰納的・経験的な方法 2.3仮説演繹的な方法 第3章 判断の論理析 3.1ジレンマの悲鳴 3.2嘘、詭弁、強弁 3.3トートロジーの活用 第4章 問題解決の要点 4.1問題の本質を見抜く 4.2トラブル解決 ……
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1936年生まれ。慶應義塾大学卒、慶應義塾大学大学院修士課程修了。文学博士。現在、総合政策研究所長、千葉商科大学政策情報学部教授。主な著書に『政策原論』(成文堂、2003年)、『社会思想史』(成文堂、1997年)、『記号論理学』(大竹出 版、1995年)などがある。
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