ワーズワースらイギリス・ロマン主義の先駆として、当時絶大な人気を誇った詩人の代表作を編んだ、本邦初訳の詩集。 イギリス文学研究者はもとより、文学愛好家までを対象とした待望の一冊。 ヨーロッパではじめて自然を主要テーマとした長編詩集『四季』、寓意的騎士物語である『無為城』を収める。 訳者は、『ウィリアム・クーパー詩集』などの訳著で知られる慶大教授。
はしがき
ジェームス・トムソン君の人生及び著作談義
トムソン氏の死によせる、オード
『四季』
「春」 「夏」 「秋」 「冬」 「賛歌」 「無為城」
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1938年生まれ。埼玉大学文理学部人文学科卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。慶應義塾大学法学部教授。
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