東南アジアは民主化に伴う政治不安・経済問題などから、大きく揺れ動いてきましたが、近年、政治・経済分野でのパートナーシップが生まれつつあります。その現状と課題を、政治・経済・外交など各分野の専門家6人が明快に分析し、わかりやすく解説。 慶應義塾大学地域研究センター主催の平成12年度地域研究講座の講演内容をまとめたものです。
インドネシアの危機と東アジア地域秩序 白石 隆
国際金融危機と「IT革命」 金子 勝
インドシナ半島の新しい地政学 友田 錫
民主化後の東南アジア 藤原 帰一
アジア通貨危機の実態と教訓 リチャード・クー
日本の東南アジア外交 河野 雅治
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
白石隆(シライシ タカシ) 京都大学東南アジア研究センター教授
金子勝(カネコ マサル) 慶應義塾大学経済学部教授
友田 錫 (トモダ セキ) 亜細亜大学アジア研究所教授 藤原 帰一(フジワラ キイチ) 東京大学大学院法学政治学研究科教授
リチャード・クー(Richard Koo) 野村総合研究所主席研究員
河野 雅治(コウノ マサハル) 外務省ロス・アンジェルス日本国総領事館総領事
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