西南戦争を中心とする士族の反乱、自由民権運動、国会開設運動、条約改正問題など、噴出する様々な政治的課題を、「官」にのみ依存するのではなく、「一身独立」した「民」の力を高め、その調和によって解決していこうと説いた、福澤諭吉の政治論集。
週刊ダイヤモンド 2007年12月22日号「BOOK 再読」(86頁)で本書収録の「分権論」が紹介されました。 毎日新聞 2006年5月7日朝刊「書評(この人・この3冊)」欄(9面)で紹介されました。
分権論 通俗民権論 通俗国権論 通俗国権論 二編 国会論 国会難局の由来 参考資料 通俗民権論 二編(草稿)
解 説 寺崎 修
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
1945年生まれ。1968年慶應義塾大学法学部卒業、1970年同大学大学院法学研究科修士課程修了。1988年駒澤大学法学部教授。現在、慶應義塾大学法学部教授、法学博士。
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