地球環境外交と国内政策
京都議定書をめぐるオランダの外交と政策
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地球温暖化防止へ向けた国際的リーダーシップと国内政策との関係を、政治学・政策学の視点から取り組んだ実証的研究書。 オランダとCOP4(京都議定書)を具体的に、国内政策の成功や失敗が、多国間の国際的合意形成のためのリーダーシップに作用していくメカニズムを解明する。 京都議定書をめぐるアメリカの対応が注視される折、必読の書。

序 章 地球環境問題の国際関係 第1章 京都議定書交渉への道のり 第2章 オランダの政策基盤とEUの役割 第3章 オランダ議長国とEU域内交渉 第4章 EUとイニシアティブとオランダ 終 章 国内コンセンサスから国際的イニシアティブへ
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北九州市立大学法学部助教授 1969年生まれ。2000年、慶應義塾大学大学院政策、メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。 専攻は国際関係論、環境政治学。
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