昨今、注目されている著作物再販制度に関する論考を中心に著作物流通と独占禁止法の関係を詳解。再販制度をめぐる議論の行方を展望する最新研究。
著作物流通と頒布権については判例をもとに解説。また、再販制度の議論の際に必出の「適用除外が認められる著作物の取り扱いについて」などの報告書も資料として収録。
はしがき
序章 情報・市場・法
第１部 著作物再販制度の動向と理論
第１章 著作物再販制度
第２章 再販制度見直しの動向
第３章 再販制度下の諸問題
第４章 文化性・公共性・表現の自由(？）
第５章 著作物再販制度の今後
付記「著作物再販制度の見直しに関する検討状況及び意見照会について」に 対する意見
第２部 著作物流通に関する審・判決例
第６章 著作物流通と頒布権
第７ ……
 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
1970年生。
1993年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。
1995年、同大学大学院法学研究科前期博士課程修了。
1997年、慶應義塾大学産業研究所助手。
1998年、同大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。
現在、慶應義塾大学産業研究所助手、多摩大学経営情報学部非常勤講師、東京国際大学経済学部非常勤講師等。
[専攻]
経済法・消費者法・知的財産権法
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