政治学科卒の各界で活躍する方々のエピソード、歴代専任教員のプロフィール、巻末に政治学科百年表を付す。人々の生の声を通して“政治学科百年”を位置づける。慶應義塾大学法学部政治学科開設百年記念出版。
序章 政治学科百年の歩み
第1章 私の塾生時代 教科書から学ばず、先生方の雑談から学んだ三田の時代/松野頼三 戦争と繰上げ卒業でまともに勉強できなかったあの時代/生野正輝 女性たった二人の政治学科――戦後混乱期の塾生時代/久保田真苗 国際政経学会・ゴルフ・そして大学院/林有厚 政治家か、研究者か、結局ジャズ評論家/いソノてルヲ ニューヨークに待望の日本レストランを開くまでの波乱万丈の道/倉岡伸欣 医学部志望から政治学科へ、そして音楽活動と両立させた ……
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池井 優(いけい まさる) 慶應義塾大学法学部教授。法学博士。1935年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒、同大学院法学研究科博士課程修了。日本外交史のみならず、野球界をはじめ多彩な分野に才筆をふるっている。著書に『三訂 日本外交史概説』(慶應義塾大学出版会)、『大リーグへの招待』(平凡社)、『陸の王者 慶應 体育会名勝負ものがたり』(慶應義塾大学出版会)、『オリンピックの政治学』(丸善)、『藤山一郎とその時代』(新潮社)、『決断と誤断 国際交渉における人と名言』(慶應義塾大学出版会)など。
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