20世紀、人々の思想を支配し、行動に駆り立てたナチズムとコミュニズム。この 2 つの大きなイデオロギーを中心に、希望と絶望の入りまじった我々の歴史体験が一体何であったのかを問いかけた論考集。

凡例
フランソワ・フュレ 20世紀における革命の情念
ピエール・アスネルとの対談 20世紀、戦争と平和
ハンス=クリストフ・クラウス エルンスト・ノルテの「歴史記述」
アラン・ブザンソン カトリック教会と民主主義−若干の歴史的考察
アルバート・ハーシュマン 政治的進歩と経済的進歩との偶発的問題について
訳者あとがき 索引
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
〔訳者〕 大宅由里子 (おおや ゆりこ) 慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程
神吉尚男 (かんき ひさお) 白鴎大学法学部助教授
奈良和重 (なら かずしげ) 慶應義塾大学法学部教授
|