古代法解釈
ハンムラピ法典楔形文字原文の翻訳と解釈
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「目には目を、歯には歯を」で知られる世界最古の法典、ハンムラピ法典の楔形文字原文からの全翻訳と解釈を収録。先行研究を詳細に検討しつつ、法史学の立場から独自の解釈を提示する。 法典が刻まれた石柱の全282条と全文・後文の訳と解釈を楔形文字の図版とともに掲載。 石柱のレリーフに描かれた「王笏」の意味についても図説し、解説する。

まえがき
最古の法律事典とその言語
法の象徴図像「王笏」
ハンムラピ法典前文
ハンムラピ法典楔形文字各条文の邦訳と解釈
ハンムラピ法典後文
主要参考文献
あとがき
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
山梨学院大学法学部教授、中央大学法学部講師、明治大学政治経済学部講師。1945年、東京生まれ。 専門は、西洋法制史、法律ラテン語、ローマ法など。法文化学会理事、地域文化学会理事、比較法文化学会理事。 中央大学法学部卒、中央大学文学部仏文学科学士入学・卒業。UCLAカリフォルニア大学大学院修士課程(フランス文化・比較文体論)、UCLA大学院博士課程(インド・ヨーロッパ学研究科)修了。ロスアンゼルスあさひ学園高校教員、UCLA助手(政治学)、UBS教授等を経て、現在に至る。
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