地球環境問題、資源・エネルギー問題を考える上でのカギとなるトピックスについて、多くの図表とともに解説を加え、演習問題を設けて学習者の理解をより深いものとするテキスト。 広義の「エネルギー問題」を構成する主たる要因を把握し、個々の問題を定量的に理解できるような演習問題を課して、問題意識が芽生えるように配慮されています。大学生の教科書として最適です。

I 序章 地球の営み
II 人類とエネルギー 1 人類の歴史とエネルギー 2 地球温暖化問題 3 地球温暖化防止とわが国の対策 4 わが国の経済成長とエネルギー 5 世界のエネルギー
III エネルギー資源 6 石油 7 石炭 8 天然ガス 9 ウランと原子エネルギー 10 自然エネルギー 11 バイオマス
IV 未来のエネルギー 12 一次エネルギー ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
新田義孝(にった・よしたか) 1944年生まれ。1970年慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。現在,(財)電力中央研究所研究参事,四日市大学環境情報学部教授。工学博士。 主要著作に『事務屋のための技術屋の発想法』(税務経理協会,1982年),『電機絶縁材料の化学』(培風館,1983年),『ストップザ地球破壊』(ソーテック社,1992年),『われわれに何ができるか』(日本電気協会新聞部電気新聞事業開発局,1997年),『演習地球環境論』(培風館,1997年)など。
|