リコーナ博士のこころの教育論
〈尊重〉と〈責任〉を育む学校環境の創造
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子供の心、性格は道徳的環境によって育まれるという立場から、自己と他者に対する「尊重」と「責任」という価値概念を柱とした道徳教育、性格形成教育を学校における新たな課題として提案。教師必読。

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第1部 道徳と性格形成の教育 第1章 道徳教育の実情 第2章 性格形成の教育――学校はなぜ家庭の支援を必要とするか 第3章 学校が教えるべき価値観とは何か 第4章 良い性格とは何か
第2部 尊重と責任を教えるためのクラスルーム方策 第2部および第3部への導入 尊重と責任の教育――重要な概念 第5章 思いやりがある人、手本、および良い指導者としての教師 第6章 教室に道徳的共同社会を創造すること 第7 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
[著者] トーマス・リコーナ(Thomas Lickona) 1943年、ニューヨーク生まれ。 ニューヨーク州立大学にて心理学博士号を取得。 専門は道徳性発達理論、道徳教育論。 現在、ニューヨーク州立大学教育学教授。 教員養成の分野で研究をすすめるかたわら、青年の道徳教育に関わる教師、親、宗教教育家、その他のグループを対象に世界各地で講演活動を積極的に行っている。 著書に『リコーナ博士の子育て入門』他。
[訳者] 三浦 正(みうら まさし) 1934年、秋田県生まれ。 青山学院大学文学部教育学科卒業。国際基督教大学大学院教育学研究科(教育哲学)修士課程修了。 現在、拓植大学教授、拓植大学人文科学研究所所長。 著書に『日本人のニヒルと無』(共著)他。 訳書に『子どもの成長とキリスト教教育』、『宗教教育の歴史』、『リコーナ博士の子育て入門』他。
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